四国地方の農業について中学受験の社会(地理分野)で重要なところをまとめました。
しっかり覚えましょう。
四国地方の農業でまず最初に覚えておきたいことは高知平野での促成栽培です。
促成栽培とは、本来の季節よりも早く生産して出荷することです。
冬でも暖かい気候を利用して、夏の野菜を冬に出荷したりします。
この促成栽培が高知平野でさかんで、ナス、ピーマン、きゅうりなどが作られています。都道府県別収穫量では高知県がナスは全国1位、ピーマン4位です。
1位 | 2位 | 3位 | 4位 | 5位 | |
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なす | 高知県 | 熊本県 | 群馬県 | 茨城県 | 福岡県 |
2021年 | 13.7% | 11.6% | 9.5% | 6.3% | 6.2% |
みかん | 和歌山県 | 愛媛県 | 静岡県 | 熊本県 | 長崎県 |
2021年 | 19.9% | 17.2% | 13.4% | 12.1% | 7.0% |
キウイフルーツ | 福岡県 | 愛媛県 | 和歌山県 | 神奈川県 | 群馬県 |
2021年 | 22.4% | 19.6% | 14.0% | 7.0% | 5.5% |
にんじん | 北海道 | 千葉県 | 徳島県 | 青森県 | 長崎県 |
2021年 | 33.1% | 18.4% | 8.2% | 7.0% | 5.4% |
びわ | 長崎県 | 千葉県 | 香川県 | 鹿児島県 | 愛媛県 |
2021年 | 37.9% | 19.2% | 9.9% | 8.4% | 7.6% |
くり | 茨城県 | 熊本県 | 愛媛県 | 岐阜県 | 埼玉県 |
2021年 | 28.6% | 16.6% | 9.8% | 5.1% | 4.4% |
農林水産省ホームページ「わがマチ・わがムラ」から作成
四国では稲作はあまりさかんではありません。
都道府県別のお米の収穫量でも最高が愛媛県の全国36位。
讃岐平野で稲作がおこなわれている香川県も全国37位です。
愛媛県では傾斜地を段々畑にしてみかんの生産が行われています。
愛媛はみかんの産地として有名で収穫量も和歌山県に次いで全国2位になっています。
愛媛県は他にも果物の生産が有名で、
キウイフルーツが全国2位、びわが全国5位の収穫量です。
小豆島は瀬戸内海に浮かぶ牛の形に似た香川県の島で、温暖で雨が少ない瀬戸内海型気候です。
宇和海は愛媛県と大分県のあいだにある海域のことです。