
中学受験(社会・地理分野)で定番の雨温図をまとめました。
札幌、東京、松本、富山、岡山、那覇など中学入試でよく出題される代表的な都市だけでなく、参考書などには載っていない都市も対象にしています。
なお、ここに掲載している雨温図は気象庁のデータをもとに過去30年間(1980年から2010年まで)の平均値をもとに作成しました。
気温の折れ線グラフと降水量の棒グラフの関係は、グラフを作成するときの横軸の取り方により異なります。次の2つはどちらも札幌市の雨温図です。
1月と2月と12月は降水量の棒グラフ(青い棒)が気温の折れ線グラフ(赤い線)よりも上にあると覚えてしまうのは間違いです!
横軸の取り方(上の図では降水量の最高が400、下の図では800)によって、棒グラフ(青い棒)と線グラフ(赤い線)の関係は変わるからです。
間違った覚え方をしないようにしてください。
冬(12月,1月,2月)は氷点下となり、梅雨がないため6月の降水量が少ないのがポイントです。
3月でも氷点下となり札幌より寒いことが特徴です。
東京の年間降水量が約1500oということを覚えておきましょう。
日本でも有数の降水量の多さです。年間で東京(約1500mm)の2倍以上と覚えておきましょう。
尾鷲とともに年間降水量が多いのが特徴ですが、降水量が最も多い月は尾鷲が9月なのに対し、屋久島は6月となっています。