
2021年に「奄美大島、徳之島、沖縄島北部及び西表島」がユネスコの世界自然遺産に登録されました。これで日本の世界自然遺産は5件となります。
世界自然遺産で登録されている場所は中学入試の社会(地理分野)でも重要なポイントとなっているので、整理して覚えておきましょう。
北海道の北東部にある2つの半島のうち北(西)側になるのが知床半島です。向き合っているのは根室半島で、知床半島はオホーツク海に面しています。
知床は豊かな自然が残っていることで世界自然遺産に登録されていますが、北半球における流氷の南限としても有名です。
青森県と秋田県の県境に広がっているのが白神山地です。
ここには世界最大のブナの原生林があります。
中学受験との関連では三大美林も覚えておきましょう。
白神山地(青森県、秋田県)に広がっているのはブナの原生林で、青森県と秋田県にある日本の三大美林(自然林)は津軽ヒバ(青森県)と秋田スギ(秋田県)です。
第二次大戦後はアメリカ軍の占領下にあり、日本に返還されたのは1968年です。
また、2021年8月に小笠原諸島・硫黄島の近くにある海底火山で噴火がありました。
この噴火により発生した軽石が沖縄などの沿岸に押し寄せ、被害をもたらしています。
屋久島には樹齢数千年の縄文スギがあります。
鉄砲伝来や日本最大のロケット発射場は隣の種子島です。
それぞれの地域の絶滅危惧種が特徴的です。
奄美大島では世界三大織物のひとつである大島紬(おおしまつむぎ)という織物がつくられています。
宇登呂(知床半島) | 弘前(白神山地近郊) |
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父島(小笠原諸島) | 屋久島 |
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西表島 | |
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屋久島は降水量が多い地域としても有名です。
【目次(一部)】
世界遺産に日本から2件登録
東京2020オリンピック競技大会