最近の傾向として中学入試の社会の問題では、単なる知識を問う問題よりも資料の読み取り問題などが増えています。いわゆる難関校、上位校でその傾向は顕著です。
こうした資料の読み取り問題への対策としては調べ学習が効果的です。自分でテーマを決めて、図や表に論点をまとめるのは論理的な思考を鍛える勉強にもなります。
ただ、テーマを何にするのかが意外と難しいものです。
そこで、中学受験に役立ちそうな調べ学習のテーマをピックアップしてみました。
本能寺の変、関ヶ原の戦いなど歴史的な事件には地名がついているものが多いですよね。
その場所がどこかわかりますか?
地図で確認するだけでなく、現在どうなっているのかを見てみるのも面白いかもしれません。グーグルマップ等を使えば、歴史的な事件があった場所のいまがわかります。
○○が起きたところはコンビニになっていた!なんて発見があるかもしれません。
ニュースで取り上げられる都市や国について比較してみるのもいいかもしれません。
例えば、オリンピック開催都市。
2020年は東京ですよね。
東京と最近のオリンピック開催都市を比較してみましょう。
色々なテーマで比較できると思います。
自分なりに順位をつけて、金銀銅メダルをつけると面白いかもしれません。
昔と今の比較というのも調べ学習の定番テーマです。
中学入試でも時系列でデータを比較する問題はよく出題されます。
例えば、都道府県別の人口を昔と今で比較してみましょう。
順位だけでなく、全国に占める割合の変化を見てみると何か発見があるかもしれません。