小学生を対象としたプログラミング教室が人気になっています。
テレビなどでも取り上げられることも増え、興味を持っている人も多いのではないでしょうか。
そこで、積極的に勉強に取り組むようになったなどの評判もあるプログラミング教室ですが、中学受験に役立つのかについて考えてみました。
小学生向けのプログラミング教室の目的は、プログラミングができるようになることではありません。プログラミングを通じて物事の考え方を学ぶことです。
プログラムというのはコンピューターに対する命令です。
「どのような命令を伝えれば、自分の考えている通りにコンピューターが動いてくれるか」を学ぶのがプログラミング教室で行っていることです。
プログラミングするにはこうした作業が必要です。
コンピューターに分かる命令の書き方を学ぶわけではありません。
大切なのは、その前段階です。
どんな順番で、どんな命令を与えれば、こちらが意図した一連の動きになるのか。
プログラミング教室で学べば、こうした論理的な考え方が身につくというわけです。
論理的な考え方を問う出題が一部の中学校では入試のトレンドとなっています。
公立中高一貫校の適性検査と呼ばれるものや難関校の入試でこうした出題が増えています。
知識を問う問題よりも、こうした問題のほうが中学校に入ってからの「伸びしろ」がある子が選抜できるというのが、その理由です。
ただ、すべての中学入試でというわけではありません。
中堅校など昔ながらの問題が主流の学校もあります。
このためプログラミング教室が中学受験に役立つかは、志望校により異なると言えます。
知識量ではなく考えさせる入試問題が多い中学校を受験するなら役立ちます。
こうした問題への勉強法は塾での指導ノウハウもまだまだ不十分です。
プログラミング教室での体験が入試に役立ちます。
具体的にどんな教室があるのか知りたい方は下記がオススメです。
全国的に展開していて、体験者の評判も高いところです。