
中学受験に限らず勉強では覚えなければならないことがいくつもあります。入試問題では以前ほど知識の量や暗記の量を問う問題は少なくなっています。
ただし、暗記が必要なくなっているわけではありません。覚えなければならないことはたくさんあり、暗記が苦手な子はそれだけで入試が不利になってしまいます。
そもそも、暗記が苦手な子には共通した特徴があります。
暗記が苦手な子というのは真面目で完璧主義者です。
すべて完璧に覚えないと気が済まない性格だとうまく暗記することが出来ません。
物事を覚える暗記は壁にペンキを塗る作業に例えられます。キレイに壁一面にペンキを塗るには、まずは全体を塗って、そのあとに足りないところを塗り直すのが効率的です。
ところが、完璧主義者はちょっと塗っただけで塗りムラが気になってしまい、すぐ前に戻って塗り直してしまいます。その結果、いつまでたっても全体を塗り終わりません。
ざっとでいいので、一通り塗ること。
これができません。
暗記でいえば、覚えていない部分があってもいいので、一通り覚えなければならないことの全体を通して勉強することが効率的です。
誰でも覚えやすいことと覚えにくいことがあります。
覚えにくいことまで最初から完璧に覚えようとしても効率が悪いだけです。
暗記で必要なのは覚えにくいことは後回しにするような要領の良さです。暗記が得意な子はこうしたことが自然にできているだけで、もともと頭の出来が良いわけではありません。
また、暗記に関係のない作業をしないことも大切です。
その代表はまとめノートづくりです。
いかにも勉強しているように思えるまとめノートづくりですが、これは単なる作業で勉強ではありません。ノートを作ったことで満足してしまいがちですが、暗記には役立ってません。
暗記するためにはまとめノートを見返すことが必要。
ノートづくりで満足してはいけません。
手を動かして覚えることも必要ですが、それをまとめノートづくりでする必要はありません。
参考書などを使って覚えるときにメモ代わりに何度も覚えることを書けば良いだけです。
こうした勉強法に使えるのがタブレット学習です。図やグラフなど見やすくポイントがまとまっているだけでなく、暗記したか確認するチェック問題もついています。
まとめノート代わりにタブレットを使って、暗記する部分は手で書いて覚える。
これが暗記が苦手な子でもできる勉強法です。
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