北海道新幹線開業
2016年3月26日に北海道新幹線が開業しました。
これで北海道から九州までが新幹線でつながったことになります。
新幹線が北海道にまで伸びたことで観光客の増加などが期待されていますが、中学入試でも北海道に関連した問題が出題されることが予想されます。
北海道に関してのポイントを整理したのでチェックしておきましょう。
北海道新幹線についてのポイント
開業した北海道新幹線で覚えておきたいポイントは下記のとおりです。
- 新青森−新函館北斗間の約149キロが開業
- 東京駅から新函館北斗駅までは最速で4時間2分
- 最終的には札幌まで区間が伸びる予定(札幌までの開業は2031年を予定)
- 津軽海峡では青函トンネルを通る
- 列車名は「はやぶさ」と「はやて」
開業した新青森−新函館北斗間の約149キロは東海道新幹線だと東京駅から静岡駅よりも少し短いぐらいの長さになります。特徴はトンネルの多さ。
津軽海峡の下にある青函トンネルは約53.9キロの長さがあり、世界一長いトンネルとしても知られています。あわせて覚えておきましょう。
北海道の基礎知識
地理分野で北海道は覚えておくべきことがたくさんあります。
- 面積は日本全土の5分の1以上(約22%)
- 小麦、大豆、じゃがいもの生産量が全国1位、米は全国2位
- 客土を行ったことで石狩平野が稲作地帯となった
- 道庁所在地は札幌市(ここが北海道の中心)
- 青森県と向かい合っているのが渡島半島
- 世界自然遺産に登録されているのが知床半島
- 根釧台地では酪農がさかん
北海道の面積は日本全土の5分の1以上。
この広大な土地を活かして、農業生産がさかんです。
都道府県別生産量が全国1位なものが小麦、大豆、じゃがいも。
あまり知られていませんが、おコメの生産も全国2位です。
北海道の稲作の中心となっているのが石狩平野。
もともとは稲作に不向きな土地でしたが客土による土地改良を行いました。
日本で三番目に長い川は?
この石狩平野を流れている石狩川は日本で三番目に長い川です。
あわせておぼえておきましょう。
広い北海道で中心となるのは札幌市で人口は約200万人。
ここまで新幹線が延長されればさらなる経済効果が期待されています。
渡島半島と知床半島を間違わないように
現時点で北海道新幹線が開業したのは新函館北斗駅まで。
函館市があるのが渡島(おしま)半島です。
北海道の半島でもう一つ有名なのは知床半島。
こちらは北海道の北部にあり冬には流氷が接岸します。
知床半島は世界自然遺産に登録されていることを覚えておきましょう。