中学入試の社会で出題される河川の中から暗記しておくべきまとめました。
整理して覚えるようにしましょう。
川を比べるときには長さと流域面積を用います。長さはわかりやすいですが、流域面積というのは聞きなれなくてわかりにくいですよね。
流域面積というのは、その川に雨や雪が集まってくる範囲(面積)のことを言います。たまに川の水面の広さのことだと勘違いしている人がいますが間違いです。
長さが日本一の川と流域面積が日本一の川は異なります。
流域面積が日本一の利根川には坂東太郎という別名があります。
これは日本三大暴れ川のひとつ。整理してみましょう。
あばれ川というのは洪水などで水害を起こすことがい多い河川のこと。
その中でも日本三大と呼ばれる3つの河川には別名があります。
筑『後』川は、筑『後』次郎ではなく、筑【紫】次郎です。
間違えないようにしましょう。
この日本三大あばれれ川と間違えやすいのが、日本三大急流。
急流というのは流れが速い河川のことです。
日本の河川は標高差に対し、川の長さが短いものが多いので、急流が多いことが特徴です。三大急流以外にも富山県の常願寺川(じょうがんじがわ)などが有名です。
どちらも『阿』から始まる漢字三文字の名前。
ひとつは太平洋に注ぎ、もうひとつは日本海に注いでいます。
どちらも福島県を流れているので紛らわしいですが、太平洋に注いでいるのが阿武隈川です。阿武隈高地といっしょに暗記しておきましょう。