北海道は面積が最も大きいだけではなく、農産物の収穫量も全国1位のものが多い特徴的な都道府県です。ただ、カン違いしやすいモノもあるので気をつけなければなりません。
中学入試社会(地理分野)の都道府県問題の中で「北海道」が答えとなるような問題文をまとめました。ポイントを整理して覚えておいてください。
都道府県の中で人口密度がもっとも小さい。
北海道が都道府県の中でもっとも面積が大きいということは常識ですよね。
ちなみに、どのぐらいかというと日本全土の約22%です。
人口は全国8位。
約540万人で福岡県(約510万人)よりも多くなっています。
人口密度となると、面積の大きさが影響して最も小さくなります。
考えすぎて、人口が少なく面積も多い岩手県と間違えないようにしましょう。
都道府県庁所在地の緯度は、フランス南部の地中海に面したマルセイユとほぼ同じ
北海道の道庁所在地は札幌市です。
地理の問題では日本の緯度とヨーロッパの都市を比べるのも定番です。
ヨーロッパと比較すると、日本はかなり南のほうになるというのが基本です。
どのぐらいかというところまで問われるので覚えておきましょう。
札幌市と同じなのがフランス南部のマルセイユ。
地中海に面した都市なので温かいところですが、緯度は札幌市とほぼ同じです。
(データ出所:農林水産省ホームページ)
農産物の収穫量が多いのも北海道の特徴です。
主な全国1位は上記のとおり。
「ニンジン」「ジャガイモ」「タマネギ」とカレーの材料になることが多いものが揃って1位。
試験対策としては1位でないものを覚えておきましょう。
(データ出所:農林水産省ホームページ)
トマトの収穫量は、1位が熊本県、北海道は2位。
はくさいの収穫量は、1位が茨城県、北海道は3位です。
カン違いしないようにしましょう。