中学受験生にとって夏休みは差がつきやすい時期です。
一気に成績を上げる子もいれば、逆にダレてしまって成績を落とす子も。
これは学校が休みになるだけに、夏期講習など学校以外での勉強の時間が増えることの影響です。ここで時間の使い方(勉強の仕方)に差がついてしまいます。
ただ、夏休みのあいだずっと夏期講習に行っているのでは費用が掛かりすぎてしまいます。教育にはお金を惜しまないと思っていても保護者としては厳しい面もあります。
そこで、夏期講習の費用をできるだけ安くする方法をまとめました。
中学受験生の保護者の方など、ぜひ、チェックしてみてください。
中学受験塾にとって、これは通常授業に加えて夏期講習がある夏休みというのは稼ぎどきです。そのため新しい生徒の募集に積極的になっています。
ただ、いまは塾のあいだでの競争が激しくなっています。
このため各種のキャンペーンがさかんです。
入会金無料といったのはあたり前で、中には人数限定で夏期講習の費用をタダ同然(テキスト代のみ)にしているところもあります。
塾としては、タダにしても夏期講習で塾の良さを知ってもらって、2学期以降の正式入会に結び付けられればOKという考え方です。
これを利用しない手はありません。
たいていの塾は体験講座という名称でこうした夏期講習を行っています。こまめにチラシや塾のホームページを見ることでこうした情報が掲載されています。
夏休みの勉強場所としては地元の図書館がクーラーも聞いていて快適です。
ここもうまく活用するようにしましょう。
最初は子どもだけで行くのは不安だと思いますので、親も一緒に行って本を読んでいれば、隣で勉強している子どもも安心できます。
親も勉強している(本を読んでいる)というのも子どもにはいい影響を与えます。
親の姿をみて、自分も勉強を頑張ろうと子どもは思います。
周りの雰囲気に影響されることは誰にでもあります。
勉強する雰囲気になっているのが図書館ですので、こうした場所も利用しましょう。
家で勉強する習慣がない場合は、自宅学習デビューするのに夏休みはいいタイミングです。
学校があるときは、疲れているから…、忙しいから…、といった言い訳が出てしまうもの。
夏休みにはそうしたものがありません。
新しい習慣を始めるには新学期からよりも時間のあるときのほうが適しています。
また、タブレットでの勉強などちょっとした教材を使ってみるのも目新しさがあってやる気になるものです。時間のある夏休みにこそこうしたものは試してみてください。