中学受験の地理)漁業がさかんな都道府県ランキング

中学受験の地理)漁業がさかんな都道府県ランキング

漁業がさかんな都道府県ランキング

日本はまわりを海に囲まれており、豊富な漁場にも恵まれています。

 

また、日本人は魚介類の消費量が多いため、世界でも有数の漁業国となっています。
漁港は北から南まで日本全土に広がり、漁業を仕事をしている人も各地にいます。

 

漁業がさかんなの都道府県をランキングでチェックしてみましょう。

 

漁業産出額(2021年) 全国割合 漁業就業者数(2018年) 全国割合
1位 北海道 20.5% 北海道 16.1%
2位 長崎県 7.5% 長崎県 7.8%
3位 愛媛県 6.8% 青森県 5.5%
4位 鹿児島県 5.2% 岩手県 4.2%
5位 宮城県 5.2% 宮城県 4.1%
漁船隻数(2018年) 全国割合 漁港数(2023年) 全国割合
1位 北海道 14.5% 北海道 8.8%
2位 長崎県 7.5% 長崎県 8.1%
3位 三重県 5.0% 愛媛県 6.8%
4位 愛媛県 4.6% 宮城県 5.1%
5位 岩手県 4.4% 鹿児島県 5.0%

(データ出所:農林水産省「わがマチ・わがムラ」)

 

北は北海道、南は長崎県が漁業がさかん

漁業がさかんなのは北のほうでは北海道、南では長崎県です。
北海道は漁業就業者数が日本でもっとも多く、漁港数も長崎県に次いで全国2位。

 

ちなみに、長崎県は島の数が一番多い都道府県でもあります。
(チェック:「中学受験(社会)で覚えておきたい都道府県の面積ランキング」)

 

中学受験地理での漁業の頻出ポイント

日本の主な漁港

有名な漁港は中学受験の地理で狙われやすいポイントです。

釧路港 北海道 サンマ、スケトウダラが有名
八戸港 青森県 イカの水揚げ日本一
石巻港 宮城県 沖合の好漁場に恵まれている
焼津港 静岡県 遠洋漁業の基地
境港 鳥取県 日本海側有数の港

 

漁業の種類

こちらも中学入試では必須の知識です。しっかり覚えましょう。

沿岸漁業 1日で戻ってこられる程度の海岸に近いところで行われる。 いわし、さば、イカ、海草など。
沖合漁業 海岸からある程度離れた沖合で数日かけて行われる行われる。 カツオ、サンマなど。
遠洋漁業 冷凍設備を備えた大型船などで数カ月かけて行われる。 マグロ、サケ、ますなど。