日本は国土面積の約3分の2が森林ですが、木材の約8割は輸入に頼っています。
そうした中でも、林業がさかんな都道府県があります。
林野面積が広いのは北海道ですが、北海道は林業産出額1位ではありません。
林業というのは木を育てて木材として売る産業です。
米や野菜や果物と違って1年で出来るのではなく、木材となるには40年近くもかかります。
林業産出額(2018年) | 林野面積(2015年) | |||
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順位 | 都道府県名 | 割合(%) | 都道府県名 | 割合(%) |
1位 | 長野県 | 12.8 | 北海道 | 22.3 |
2位 | 新潟県 | 10.3 | 岩手県 | 4.7 |
3位 | 北海道 | 10.1 | 長野県 | 4.2 |
4位 | 宮崎県 | 6.3 | 福島県 | 3.8 |
5位 | 岩手県 | 4.2 | 岐阜県 | 3.4 |
(データ出所:農林水産省「グラフと統計でみる農林水産業」)
2018年の都道府県別に見た林業産出額1位は長野県です。
長野県は林や面積では3位ですが、林業産出額は北海道も上回っています。
長野県には天然の三大美林のひとつ「木曽のヒノキ」があることでも有名です。
三大美林は中学受験で良く出てくるので必ず覚えておきましょう。