2017年10月1日にスペインからの独立を問う住民投票がカタルーニャ州で行われました。結果は独立賛成派の勝利。スペインからの独立の動きが広がりました。
今回はこれに関連した中学入試で出題されそうなテーマをまとめました。
試験前にチェックしておいてください。
カタルーニャ州というのはスペインにある自治州にです。
では、スペインの位置はどこでしょうか?下記の図から選んでください。
紛らわしいのはスペインとポルトガルですよね。
この2国の位置関係は正確に覚えておきましょう。
正解は「C」がスペイン。
「D」はポルトガルです。
スペインとポルトガルがあるのがイベリア半島で、大きいほうがスペインと覚えておきましょう。なお、カタルーニャ州はスペインの北東部(地図では右上)にあたります。
スペインについて地理的なポイントは次の通りです。
日本とも天正遣欧使節団がスペイン国王のフェリペ2世に謁見(1854年)するなど古くから交流があります。
カタルーニャ州の州都はバルセロナです。
スペイン第2の都市であり、1992年には夏季五輪が開催されました。
バルセロナは地中海性気候に属し、夏は高温で乾燥しり、冬には一定の降水量があります。
最後に地理で定番の問題をひとつ。
バルセロナと緯度がほぼ同じ日本の都市はどこでしょうか?
ヨーロッパの都市と日本の都市の緯度を比べるというのは中学入試の定番問題です。
ヨーロッパは意外と北にあるというのがポイント。
ただし、どのぐらい「北」なのかを正確に覚えておきましょう。
札幌市(北海道)とマルセイユ(フランス)が同じぐらい(北緯43度)です。
バルセロナは北緯41度。日本では弘前市(青森県)と同じぐらいです。
正解…イ.弘前市(青森県)