2015年9月に鬼怒川の堤防が決壊し大きな被害をもたらしました。
ニュースでも大きく取り上げられたことですので、中学入試では時事の関連問題として日本の河川についての特徴や知識が問われることが予想されます。
ポイントを整理しておいたので確認しておいてください。
ちなみに、鬼怒川は利根川の支流になります。
利根川についても中学入試ではよく出題されます。
日本の河川の特徴は世界的に見て、流れが急で長さが短いことです。
山間部から流れ、平野を通って、海に注ぐことが多いので、そうなっています。
ダムを作って水力発電に利用しやすいのが良いところですが、その反面、洪水が起きやすく、舟運など河川交通には使いにくくなっています。
日本は降水量が多いので、水量が豊富で、水力発電だけでなく、飲料水、農業用水、工業用水などに広く使われています。
入試でよく出る「日本の三大急流」「日本の三大あばれ川」も覚えておきましょう。
三大あばれ川には別名(坂東太郎など)もあるのであわせて覚えておきましょう。
ちなみに、日本一長い川は信濃川、日本一流域面積が広い川は利根川です。
コレぐらいは中学受験生なら常識ですね。
河川に関連した地形として扇状地と三角州があります。
どちらも下流に向かって広がっていく形ですが違いを整理しておきましょう。
扇状地で有名なのは甲府盆地。果物の栽培が有名ですね。
反対に三角州には水田が多いのが特徴です。