日本で作られている果物の中で生産量が最も多いのは何か分かりますか?
正解は1位がミカン、2位がリンゴです。
どちらも食卓でよく見かけますね。
温かい地域で作られているのがミカン、涼しい地域で作られているのがリンゴです。
都道府県別の収穫量順位でみるとちがいが良くわかるのでチェックしてみましょう。
みかん | りんご | |||
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順位 | 都道府県名 | 割合(%) | 都道府県名 | 割合 |
1位 | 和歌山県 | 19.9 | 青森県 | 63.3 |
2位 | 愛媛県 | 17.2 | 長野県 | 16.8 |
3位 | 静岡県 | 13.4 | 岩手県 | 6.5 |
4位 | 熊本県 | 12.1 | 山形県 | 4.9 |
5位 | 長崎県 | 7.0 | 福島県 | 2.8 |
(データ出所:農林水産省「グラフと統計でみる農林水産業」)
ミカンの1位は和歌山県、リンゴの1位は青森県です。
このあたりは中学受験(地理)では必須の知識です。
受験対策として覚えておきたいのは2位以下。
ミカンは愛媛県、静岡県など温暖な地域。リンゴは長野県など涼しい地域ばかりです。
リンゴの場合は、青森県と長野県だけで日本全国の8割近くになることもポイントです。
生産地として有名な津軽平野と長野盆地も覚えておきましょう。
温かい地域で作られるのがミカン、涼しい地域で作られるのがリンゴなので、基本的に同じ県ではどちらかしか作りません。
都道府県別の収穫量ランキングでも5位まででミカンとリンゴの両方に入っている都道府県はありません。ただ、広島県だけはミカンで全国8位、リンゴでも全国11位となっています。