高原野菜として生産されることが多いレタス、キャベツ、白菜(はくさい)は、どこで生産されているかを尋ねる問題がよく出題されます。
都道府県別の収穫量ランキングをまとめたので、チェックしておいてください。
2021年のデータ。
レタス | キャベツ | はくさい | ||||
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順位 | 都道府県名 | 割合(%) | 都道府県名 | 割合(%) | 都道府県名 | 割合(%) |
1位 | 長野県 | 33.8 | 群馬県 | 20.3 | 茨城県 | 29.4 |
2位 | 茨城県 | 16.4 | 愛知県 | 18.5 | 長野県 | 26.8 |
3位 | 群馬県 | 10.3 | 千葉県 | 8.3 | 群馬県 | 3.5 |
4位 | 長崎県 | 6.6 | 茨城県 | 7.6 | 埼玉県 | 2.9 |
5位 | 兵庫県 | 4.9 | 長野県 | 5.0 | 鹿児島県 | 2.8 |
(データ出所:農林水産省「グラフと統計でみる農林水産業」)
レタス、キャベツ、はくさいの生産に関して中学受験で必須のキーワードは高冷地農業です。
これは夏の涼しい気候を利用して、高原野菜の生産を行うことです。
特に有名なのが2つ。
野辺山原は八ヶ岳のふもと、嬬恋村は浅間山のふもとです。
都道府県別の収穫量ランキングでも、レタスは長野県が1位、キャベツは群馬県が1位です。
(群馬県はレタスでも全国3位です)
愛知県がキャベツの生産で2位となっているのは春に生産している分が多いからです。
「キャベツ=高原野菜=夏の涼しい気候」で覚えておくと愛知県が出てこないことになるので気をつけましょう。中学入試ではこうした問題がひっかけとして狙われることがあります。