ミカンやリンゴなど果物(果実)の生産地は種類によって大きく異なります。
まずは果物全体の生産額ランキングを見てみましょう。
2021年の果物の生産額1位は青森県でした、2位は長野県、3位は和歌山県。
青森県と長野県はリンゴ、和歌山県はミカン、山形県はサクランボ(おうとう)が有名ですね。
この生産が果実全体の生産額を押し上げています。
順位 | 都道府県名 | 全国割合 |
---|---|---|
1位 | 青森県 | 11.9% |
2位 | 長野県 | 9.5% |
3位 | 和歌山県 | 8.6% |
4位 | 山梨県 | 8.6% |
5位 | 山形県 | 7.6% |
(データ出所:農林水産省「グラフと統計でみる農林水産業」)
2位の長野県は、リンゴ(全国2位)、ぶどう(全国2位)、もも(全国3位)が有名です。
4位の山梨県は、ぶどうとももの収穫量が全国1位で扇状地での果樹栽培がさかんです。
日本でつくられている果物の中で収穫量が最も多いのはミカンで、その次がリンゴです。
フルーツの中ではこの2つの収穫量が多いことを覚えておきましょう。
果物の生産に関連して中学受験で覚えておきたいキーワードは段々畑と扇状地です。
段々畑は、あくまで畑です。
同じ傾斜地に作られているものでもお米を作っている場合は棚田と呼ばれます。
間違えないようにしましょう。