日本列島は全部で6000以上の島からなっていますが、もちろんすべての島の名前を暗記する必要はありません。覚えようとしても無理ですよね。
中学入試で出題される島の名前には定番のものがあります。
こうしたものを確実に暗記しておきましょう。
最初に覚えておきたいのは日本列島の4角にある島の名前。
この中で紛らわしいのは南鳥島(みなみとりしま)。
南の文字が入っていますが、南端にあるのではなく東端です。
南端にあるのは沖ノ鳥島(おきのとりしま)。
海面から出ている小さな岩を消波ブロックと護岸工事で守っています。
排他的経済水域の関連で出題される島でもあるので覚えておきましょう。
ちなみに、沖ノ鳥島も南鳥島も東京都に属しています。
東西南北の島で一般の国民でも行くことが出来る唯一の島が西の端の与那国島(よなぐにじま)。こちらは沖縄県の島です。
日本列島の北の端にあるのが択捉島(えとろふとう)。
東西南北端の島の中ではここだけが島を「しま、じま」ではなく「とう」と読みます。
択捉島はロシアが不当に占領している北方領後のひとつです。
北方領土の4島も覚えておきましょう。
島の面積が大きい順も覚えておきましょう。
主要4島(本州、北海道、九州、四国)の次に大きいのは択捉島で、次が国後島。
北方領土のこの2島は沖縄本島よりも面積が大きいのです。
沖縄本島に続くのは、佐渡島→奄美大島→対馬の順。
ここまでがトップ10です。
大きいイメージがある淡路島はこの次の11番目。
奄美大島や対馬よりも小さいことを覚えておきましょう。