中学受験の社会に出る紛らわしい用語(客土と暗きょ排水)についてまとめました

客土と暗きょ排水

中学受験の社会(地理分野)で出てくるキーワードに客土暗きょ排水というものがあります。どちらも農業での土地改良に関する言葉なのですが、あまりなじみがないと思います。

 

それぞれの中学入試に関連したポイントをまとめましたので、確認してみてください。

 

客土とは

客土(きゃくど)とは、土地改良のために土を入れ替えることです。
お客さんとして、ほかの場所から土を迎え入れるといった意味です。

 

中学入試では泥炭地(でいたんち)とセットで覚えましょう。泥炭地というのは、植物が分解されずに積み重なった土地で稲作には不向きなところです。

 

この泥炭地に対して、客土で土地改良を行った例として有名なのが北海道の石狩平野です。
客土により石狩平野は稲作地帯となりました。

 

流水客土

入れ替える土を用水路から流し込む方法でおこなうのが流水客土です。
こちらは富山県の黒部川扇状地で行われたのが有名です。

 

暗きょ排水とは

土地改良を行う方法には客土以外に暗きょ排水というものもあります。
こちらは水はけの悪い湿田を乾田に変えるものです。

 

地中に小さな穴の開いた土管を埋め込み、そこから水を排水します。
暗きょの「暗」が地中を意味し、「きょ」が土管、人工的な排水路を意味します。

 

この暗きょ排水で有名なのが新潟県の越後平野
ここは日本有数の稲作地帯ですが、もともとは稲作には不向きな土地でした。

 

そこを暗きょ排水と大河津分水路(おおこうづぶんすいろ)により土地改良を行いました。

 

安積疎水と間違えないように

暗きょ排水と紛らわしいキーワードに安積疎水(あさかそすい)があります。
どちらも4文字、「あ」で始まり「水」で終わるのが共通していますね。

 

入試では選択肢問題でこの2つが入っていることが多いので間違えないようにしましょう。
安積疎水は、猪苗代湖を水源とする福島県にある疎水(用水路のこと)です。

 

ちなみに、安積疎水は日本三大疎水のひとつです。
あわせて覚えておきましょう。

 

日本三大疎水
  • 琵琶湖疏水
  • 安積疏水
  • 那須疏水

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