2016年10月8日に熊本県の阿蘇山が噴火しました。
噴煙が高さ1万メートル以上にまで達し、広い地域で降灰も確認。
爆発的な噴火は36年ぶりのことです。
阿蘇山は特徴的な地形など地理分野で重要なトピックです。
時事問題に関連して入試で出題されることが予想されるので、阿蘇山に関する基礎知識は整理しておきましょう。
まずは実力チェック。
基礎知識を確認する問題を作成してみました。
どちらもカンタンですね。
阿蘇山があるのは火の国「熊本県」です。
このあたりは阿蘇山などの火山が多かったことから「火の国」と呼ばれていました。やがて「火」の字が「肥」の字に替わり、熊本県は肥後と呼ばれるようになりました。
手まり唄にある「あんたがたどこさ、ひごさ」の「ひご」は「肥後」=熊本のことです。唄も「熊本どこさ」と続きますよね。
阿蘇山で覚えておきたいのはカルデラ地形です。
カルデラというのはスペイン語で「なべ」の意味。
噴火によって陥没した地形が「なべ」の底のようになっている場所をカルデラと呼びます。阿蘇山もカルデラ地形です。しかも世界最大級の大きさ。覚えておきましょう。
【正解】(ウ) 熊本県
阿蘇山の位置も地図で確認しておきましょう。
熊本県の北東部。九州の真ん中あたりです。
【正解】(ウ) カルデラ
(エ)のシラス台地と間違わないように!
シラス台地は鹿児島県と宮崎県に広がる地形です。
桜島との関連で問われことが多いのがシラス台地です。
同じ九州で紛らわしいので間違えないようにしましょう。