来年(2016年)の参議院選挙から合区が導入されることになったことで、中学入試で時事問題関連として対象となった県についての出題が予想されます。
合区の対象となったのは「鳥取県と島根県」「徳島県と高知県」の2つ。
鳥取県と島根県については別ページ「参院選で合区導入」でまとめていますので、ココでは徳島県と高知県の特徴をまとめました。
中学受験対策としてチェックしておいてください。
まずは、徳島県と高知県の位置から確認です。
両県とも四国地方にあり、地図上で四国の右下(東南)に位置するのが徳島県、左下(西南)に位置するのが高知県です。ともに太平洋に面していることも覚えておきましょう。
県庁所在地は県名と同じ。
徳島県は徳島市、高知県は高知市です。
ちなみに、四国のほかの2県は県名と県庁所在地名が違います。
地図上で徳島の上(北)にある香川県の県庁所在地は高松市、高知県の上(北)にある愛媛県は松山市です。ついでに覚えておきましょう。
中学入試でよく出るものとして高知県の促成栽培があります。
温暖な気候を利用して冬に夏野菜を出荷するのが促成栽培です。
この促成栽培により野菜の生産量で高知県は全国有数のものがあります。
参考ページ:キュウリ、ナス、ピーマンの収穫量ランキング(2012年)
徳島県と言えばスダチの生産が全国的に有名。
生産量は1位で全国シェアもほぼ100%です。
また、四国三郎と呼ばれる吉野川が県内を流れていることも覚えておきましょう。吉野川の下流域に徳島平野が広がり、徳島市もここにあります。