中学受験対策時事問題「アメリカとキューバの国交回復」

中学受験対策時事問題「アメリカとキューバの国交回復」

中学受験の時事問題対策「アメリカとキューバの国交回復」

2015年の7月にアメリカとキューバが54年ぶりに国交を回復しました。

 

歴史的に見てかなり大きな出来事ですので、中学入試でも関連した問題が出題されることが予想されます。キューバという国の知識も含めて整理しておきましょう。

 

アメリカとキューバの歴史

  • 1959年…キューバ革命により社会主義政権が誕生
  • 1961年…アメリカとキューバが国交断絶
  • 1962年…キューバ危機

アメリカとキューバの関係は第二次大戦後の米ソ冷戦構造が大きく関係しています。

 

アメリカの近くにあるキューバに社会主義政権が誕生したことで両国の関係が緊張化し、1962年には全面核戦争の危機にまで至ります(これがキューバ危機)。

 

キューバ危機のときのアメリカの大統領はジョン・F・ケネディです。
入試問題で狙われやすいポイントなので覚えておきましょう。

 

ちなみに、キューバ危機のときの日本の首相は池田勇人
東京オリンピックが開かれる2年前の出来事になります。

 

キューバについて

キューバという国の知識も整理しておきましょう。

 

アメリカの南に位置するカリブ海の島国です。
日本と同じ島国なので日本との比較でも覚えておきましょう。

  • 首都 … ハバナ
  • 人口 … 約1,126万人(日本の約10分の1)
  • 国土面積 … 109,884平方キロメートル(日本の3分の1以下)
  • おもな産業 … 観光業、農林水産業(砂糖など)
  • 通貨 … ペソ
  • 言語 … スペイン語
  • 日本へのおもな輸出品 … たばこ、魚介類(えびなど)、コーヒー
  • 日本からのおもな輸入品 … 電気機器(重電機器など)